中学英文法は全ての土台になるので最も大切です!
英語学習に興味を持つ人なら誰でも一度は耳にしたことがあると思います。
でも、いざ中学英文法を勉強しようと思ってもたくさんの参考書があって選べないですよね。
私が自身を持っておすすめすのは「Mr.Evineの中学英文法を修了するドリル」です。
今回は「Mr.Evineの中学英文法を修了するドリル」について詳しくお話して行きたいと思います!
本の概要
本書は中学3年間で習う英文法の知識を30日間でマスターするために作られた書き込み式の参考書です。
シンプルでありながら、必要な知識を漏れなく詰め込んだロングセラーの良書です。2023年のAmazonランキング 英語・外国語部門で1位を獲得しています。
何とあの有名なローランドさんもこの本を使って勉強されていました!もうこれ以上の説明は不要ですね。笑
https://www.youtube.com/watch?v=c3DQ3mB-UXw
こんな人におすすめ
①今まであまり英語を勉強してこなかった人
「Mr.Evine~」はシンプルで、最低限の必須事項を詰め込んだ良書です。
その取っ付き易さからこれまで勉強をあまりしっかりやってこなかった人にこそおすすめします。
学習慣れしていない人にとって大切なのは、細かいルールの説明や大量の設問ではありません。時としてそれらはデメリットになり得ます。
初心者の方にはリズム良く繰り返し学習できる教材こそが最適です。
②長い勉強時間を確保するのが難しい人
英語の学び直しを始めたいと思ってもフルタイムで仕事をされている方は学習時間の確保が大変ですよね。
そんな人には1トピック完結で構成されている本書が持ってこいです。
1トピックはインプットステージとアウトプットステージに分かれていますので、30分の隙間時間があればインプットステージをキリよく終わらせることができます。
③中学英文法をサッと復習したい人
一通りの基礎は理解しているので抜けがないかだけサッと確認した人にも本書はおすすめです。
抜けなく、ムダなくまとめられた本書は短時間で中学英文法の理解度を確認するのに最適です。
理解度テストが収録されており、数値で理解度を測れるのも◎です。ぜひ満点を取ってから次の中級問題集に移ってください。
こんな人にはおすすめできない
「直近で海外旅行に行く予定がある」など特定のシチュエーションで使えるフレーズのみを詰め込めればいいという人には向かないと思います。
あくまでも英語を基礎からじっくりやりたい人向けです。
また理屈っぽいのは苦手で「とにかく英語は場数が大事!何もわかんなくても話して体当たりで覚えるんだ!」みたいな人にもおすすめしません。
メリット
①シンプルにまとまっている
特に私がお伝えしたいのは1ページ当たりの文字が少なくて見やすいことです。
勉強を始めたてのうちは紙面に所狭しと文字がズラ~と並んでいる参考書は見るだけでもげんなりしてしまうものです。
「Mr.Evine~」はシンプルでポップにまとまっているので本を開いただけで気が滅入るなんてことはないはずです。
②解説が充実している
解説が丁寧であることはテキストを選ぶ上で絶対に外せないポイントです。
解説は要点のみ書いてあるものよりも、一字一句丁寧に書いてあるテキストを選びましょう。
設問や演習の多さを気にする必要は全くありません。むしろ多すぎるのは初学者にとってはマイナスです。理解の浅い状態でたくさんの問題を解くのは非効率です。
③復習がカリキュラムに組み込まれている
復習がカリキュラムに組み込まれているのは大きなメリットです。
誰しもが1回やっただけじゃ覚えられないから復習をした方がいいことはわかっているはずです。でも中々やれなかった。次々に進んでいく学校英語では当然です。
でも今は違うはずです。自分の理解度と向き合って自分のペースで進めることができます。そんな時この本は復習が元から組み込まれているので自然とやることができます。
④何周もできるよう設計されている
学習した日付と回数をチェックする欄があるのでおもわずもう一回振り返ってやりたくなるような構成となっています。
1トピックで区切られており、適度なボリュームなことも何周もやることの助けになるでしょう。
⑤1冊で完結している
テキスト内に「??」となるような難しい単語は出てきません。なので文法の理解にのみ集中することができます。
単語帳や辞書を持ち歩く必要はありませんし、何ならノートがなくたって大丈夫です。
そういった点ではスキマ時間にサッとやるのにも向いていると言えます。
デメリット
①会話に使えそうな例文は少ない
4例文としては 文法説明することに特化しています。
ですので旅行とか頻繁に使えるシチュエーションを想定した感じの例文ではありません。
もっと会話的で実践に直結する例文を求めている方には向かないかもしれません。
②サイズが小さくない(B5版サイズ)
B5版サイズなので参考書としてはコンパクトな部類ではないと思います。
なので持ち運びや取り回しが便利ではないと思います。
(※鞄やリュックに入れてしまえば何の問題もないとは思います。)
書き込み式のテキストなのでそこはしょうがないですね。
電車の移動時間や持ち運びながらでやりたい方はKindle版があるのでそちらお使いください。
おすすめの進め方
①何周やるのか
テキストは1周して終わりではなく最低でも3回はやってください。
ほとんどの人がテキストを1周しただけでは知識を定着させるのは難しいはずです。
でもこれまで学校のやらされ勉強をしていただけの人だと1回終わったテキストを何周もするのは経験がないことだと思います。私もそうでした。
初めのうちは「何周もするなんて嫌だなぁ」と思うかもしれません。でもそこはぐっと我慢して取り組んでください。2周目以降は知識の蓄えがあるので思ってる以上に負荷は少ないはずです。
3週目になればスラスラ解けるのでむしろ気持ちよさを覚えるはずです。
勉強の終わりはテキストを解き終えたらではなく、知識をマスター出来たらです。
ぜひ何周もして英文法の基礎を定着させてください。
②どの程度時間をかけるのか
時間のかけ方は本に書いてある通り30日をかけてやるのをおすすめします。
学習初期のうちはモチベーションが爆発していると思いますのできっと1日に何トピックも進めたくなるでしょう。しかし無理は禁物です。
飛ばし過ぎると反動で必ず息が切れてしまいます。むしろ初めのうちはやり足りないぐらいがちょうどいいかなと思います。
学習環境が身についた30日以降にペースを上げていきましょう。
③音読をする
出てきた英文は可能ならば音読して欲しいです。
目で見て、手で書いて、口で発音して、耳で聴いて、そうすると定着が全く違ってきます。
正直、私は主に図書館で勉強していたのでこれはできなかったのですが自宅など音読可能な環境でやっている人はぜひやるのをおすすめします。
購入者特典の音声DLも併せてぜひ行ってください。
まとめ
「Mr.Evineの中学英文法を修了するドリル」はこれから英文法の基礎を勉強する方に最もおすすめできる一冊です。
ぜひ何周もやり込んで英文法の基礎を固めてください。
ここで培った基礎力はきっと今後の英語学習を支えてくれるはずです。