TOEIC 400点は英語学習を始めた人が目指すべき目標として最適なスコアです。
英語の基礎をマスターできている人であれば必ず達成できるでしょう。
しかし初心者や長く英語から離れていた人にとっては少しだけ難しいかもしれません。
そこで今回は【TOEIC 400点攻略！】初心者向け完全ガイドについて詳しくお話していきます。
【TOEIC 400点】はこんな点数
TOEIC400点は誰もが必ず達成できる現実的なスコアです。
一般的にTOEIC400点は基礎的な会話や簡単な英文を理解できる英語力だと言われています。中学～高校生レベルの基礎英語が理解できており、英語の基礎は身に付いていると言えます。
しかし残念ながら、履歴書に書けるようなアピールになるスコアとはまだ言えません。TOEIC400点を足掛かりにして、更なるステップアップを目指すための土台と言えます。
TOEIC公式サイト レベル別評価一覧表↓
https://www.iibc-global.org/toeic/test/lr/guide04/guide04_02/score_descriptor.html?utm_source=chatgpt.com
【TOEIC 400点】は「やばい」のか？
ネットでTOEIC400点と検索すると「やばい」と出てきます。
果たしてそうなのか…?
結論、TOEIC400点は全くやばいスコアではありません。
日常で英語を使う機会のない日本で英語力を身に着けるのは簡単なことではありません。
【TOEIC 400点取得に必要な】学習環境を整えよう
TOEICの受験を決めたらまず初めに学習できる環境を整えましょう。
学習環境の構築は全ての中で一番大切なことです。
これさえできれば勉強の内容や効率なんてのは取るに足らないことです。
それだけ勉強習慣の確立は難しいのです。
【TOEIC 400点合格者も愛用】おすすめ学習アイテム
- ブックスタンド：長時間の学習で首肩の疲れをサポート
- スマホロック：勉強中のスマホによる集中力阻害を強制的にシャットアウト
- 耳栓：静かな方が集中できる人向け
とにかく集中力を切らさないための工夫をしましょう。
一番の敵は「スマホ」です。スマホを辞書代わりにするのは最悪なので絶対にやめてください。静かな方が集中できる人は耳栓やノイズキャンセリングイヤホンもおすすめです。
【TOEIC 400点を取るための】効率的な学習環境の作り方
- 勉強する時間帯を固定して学習リズムを作る
- 絶対に「家」で勉強しない（カフェ代などは必要経費と割り切る）
- 残業をしない
勉強をする上で、一番の敵は「家」です。普通の人は家に帰ってから勉強のするのは不可能と考えてください。家に帰ってきてリラックスしない人間はいません。そこからもう一度やる気スイッチを入れるのは至難の業です。あなたの意思が強いとか、弱いとか、そういった次元の話ではありません。みんな無理なんです。
【TOEIC 400点に挑戦】学習スケジュールを立てよう
5ヵ月後にTOEICを受験する計画を立てましょう。
3ヵ月では満足できる勉強はできませんし、半年以上いきなり学習を継続するのも難しいはずです。自分にとって一番モチベーションを保てる期間で目標を設定しましょう。
【TOEIC 400点達成】初心者向け学習スケジュール例
- 平日：単語50個(流し読み) ＋ 文法テキスト1章 or リスニングテキスト1章
- 週末：平日にやり切れなかった分 + 復習
- 毎日2時間の勉強時間を必ず確保
初めのうちはいきなり2時間勉強する必要はありません。まずは嫌にならない程度から始めて、段階的に時間を増やしてください。大切なことは少しずつでも毎日継続することです。隙間時間を上手く使えば1日2時間は必ず確保できるはずです。慣れないうちは、1日で文法とリスニング両方をやるのは難しいです。1日1つに絞って、時間をかけてしっかりと理解することが大切です。
【TOEIC 400点を取るための】リスニング学習
リスニングセクションは、初心者でもスコアを伸ばしやすい分野です。少しでも早くスコアを伸ばしたい方はリスニングに重点を置くとよいでしょう。
テキストは合わないと思ったらご自身で選んでもらって大丈夫です。ただし、1つのテキストを浮気せず何周もするというのは絶対条件です。
【TOEIC 400点対応】おすすめのリスニング教材
発音の基礎を学ぶのに最適な一冊です。
参考書を読むだけでなく必ず実際に発音をして、繰り返し取り組んでください。
【TOEIC 400点レベルのリスニング練習法】
- 発音記号を覚える
- 音読学習する習慣を身に着ける
- リスニングは通勤などの隙間時間に行う
まず発音記号を覚えることから始めてください。発音記号は覚える総数が決まっていますのでそこまでの負荷にはなりません。これを知っておくだけでその後の単語学習がやり易くなります。音読は実際に声に出してください。できる場所は限られますがぜひやってください。皆がやらない分、差が付きます。リスニングだけの単純な聞き流しをまとまった空き時間にやるのは勿体ないので止めてください。文法など負荷の高い学習に当てましょう。
【TOEIC 400点を取るための】リーディング学習
TOEIC400点を目指す上で長文を読む練習は必要ありません。
この時点でいうリーディング学習とは文法学習です。
中学英文法を完璧にするのが使命です。そうすれば読む速度も自然と速くなります。
【TOEIC 400点対応】おすすめの文法教材
中学英文法の基礎を固めるのに最適な一冊です。
短い章ごとにまとめてあるので勉強に慣れていない初心者でも取り組み易いです。
【TOEIC 400点のための文法勉強法】
- 品詞（名詞、動詞、形容詞など）の役割を覚える
- 5文型をマスターする
- 分かるまで挫けずに何周もする
初心者にとって初めの文法学習が一番の関門かと思います。しかし、ここは何としてもやり切って頂きたい。これを差し置いて他にやる学習などないのです。単語などの丸暗記と違って、文法は考えて理解する必要があるので苦手とする方も多いと思います。しかしその分、マスターした後の恩恵も絶大です。まずはシンプルに文の中のS(主語)、V(動詞)を探すことから始めてみてください。どれだけ複雑な文章でも結局はSVが基本です。
【TOEIC 400点を取るための】単語学習
TOEIC400点を目指す上では中学～高校生レベルの基礎単語のマスターを目指します。
大切なことは難し過ぎる単語帳を選ばないことです。
1つの単語に時間を掛けるのではなく、全体を浅く何周もするように勉強しましょう。
【TOEIC 400点対応】おすすめの単語帳
基礎英単語を覚えるのに最適な一冊です。
英単語を覚えるのに発音を同時に覚える癖を付けるのにも最適な一冊です。
【TOEIC 400点対応】おすすめの単語学習
- 1つの単語に時間をかけず、短時間多周回を心掛ける
- 難しい単語帳を選ばない
- 音声もしっかりと聴く
単語学習で一番大切なことは周回数です。1つの単語をしっかり覚えてから次に行くのではなく、20%の定着度で構わないので次々進めてください。そうやって何度も繰り返し薄皮を重ねるようにその単語を見かける回数を増やすことで記憶を定着させます。１回目でどれだけ丁寧に記憶したところで、２回目までの時間が空けば結局忘れています。なるべく1回目と２回目の間を短くしてください。もし例文を読むことでペースが落ちるくらいなら読まなくていいです。身の丈に合わない難しい単語帳を選ぶこともサイクルの阻害になるのでやめてください。
【TOEIC 400点を取るための】英会話は必要なし
TOEIC 400点を取るために英会話の練習をする必要はありません。
それよりも先に単語、文法の基礎を作るほうが大切です。
短い時間であれもこれもやるのは無理なので思い切って英会話は切り捨てましょう。
※時間に余裕のある人だけ見てください。↓
【TOEIC 400点を取るための】試験対策は必要なし
TOEIC 400点を取るために特別な試験対策をする必要はありません。
TOEICには時間配分や問題の解き方など細かいテクニックがたくさんあります。
しかしそれらに手を出すのは時期尚早です。基礎固めを優先させましょう。
【TOEIC 400点対応】おすすめの試験対策
- 特別な試験対策はせず、基礎固めに集中する
- 初めて受験する人は、公式問題集を1度だけ解いておく
- 試験前の体調管理に気を付ける
TOEIC 400点を受験する上では、試験対策のテクニックに時間を割くことはおすすめしません。少しでも基礎固めの勉強に時間を費やして、ありのままの状態で本番を迎えましょう。基礎学習を丁寧にやっていれば400点は達成できるはずです。しかし試験前の体調管理だけはしっかりとやりましょう。もし体調悪く受験してしまった場合、自分の英語力不足で点数が悪かったのか、体調不良のせいで実力を発揮できなかったのかが判別できず正確な英語力が測定できません。
まとめ
「TOEIC400点は勉強さえ続ければ必ず達成できる」です。
今回の記事で紹介させて頂いたテキストや勉強法は全て私が実践したもので自信を持っておすすめすることができます。
しかし一番大切なことは勉強を続けることです。
どんな形であれ、勉強を続けていればTOEIC400点達成の瞬間は誰にでも訪れます。
この記事を読んで少しでも英語に興味を持って頂けた方、
TOEIC 400点達成のための第一歩をぜひ踏み出しましょう！
