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『英語耳』の勉強法|実際に試した進め方と感じた効果

English ear
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『英語耳』は、英語の発音を繰り返し練習し、正しい音を聞き取れるようにするための教材です。

ただ、実際に始めてみると、同じ音を何度も発音するため、「本に書かれた回数をすべてこなすべきか」「どのように続ければよいのか」と迷うこともあります。

私も『英語耳』を使って発音練習に取り組み、英語の音を一から学び直しました。単調に感じることもありましたが、英語の音への理解が深まり、取り組む価値を実感できました。

この記事では、私が実際に試した発音練習の進め方や続けるための工夫、取り組んで感じた効果を紹介します。

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『英語耳』はどんな教材?

『英語耳』は、発音を身につけることで、英語の音を正しく聞き取れるようになることを目指した教材です。

本書では、子音と母音の発音を一つずつ確認し、口や舌の動きを意識しながら繰り返し練習します。その後は、英語の文章を使った音読へ進みます。

読むだけで内容を理解する教材ではなく、実際に声を出し、正しい発音を体に覚え込ませていくのが特徴です。

私が実践した『英語耳』の勉強法

『英語耳』は、子音、母音、長文発音の順に進む構成になっています。私もまずは、本に書かれた順番どおりに進めました。

①本の順番どおりに子音・母音を練習する

最初は、子音と母音の発音を一つずつ確認します。音声を聞きながら、口や舌の動きを意識して、同じ音を繰り返し発音しました。

発音は、説明を読んだだけでは身につきません。うまく発音できているか自信がなくても、まずは音声をまねて声に出し、本に書かれた順番どおりに進めました。

②本に書かれた反復回数をこなす

『英語耳』では、それぞれの発音に練習回数の目安が書かれています。私は、うまくできているかを気にしすぎるより、まずはその回数をこなすことを意識しました。

最初から正しい発音を完璧に再現するのは難しいです。それでも、音声を聞いてまねすることを繰り返していると、少しずつ口や舌の動かし方が分かってきます。

同じ音を何度も発音するので単調には感じますが、読むだけで終わらせず、実際に声に出して繰り返すことが大切です。

③長文音読には好きな素材を選ぶ

子音と母音の練習を終えたら、長文を使った音読に進みます。

長文音読の素材は、必ず自分が本当に興味を持てるものを選んでください。同じ文章を何十回、何百回と読むため、内容に興味がなければ途中で苦痛になり、まず続きません。多少難しくても長くても、何度でも聞きたいと思える素材を選ぶことが何より重要です。

私は、好きなアーティストであるMartin Garrixのインタビューを選び、300回ほど音読しました。繰り返すほど話し方やリズムまで体に入ってきて、最後には本人になりきって話すのが快感になるほど夢中になりました。

④長文音読には字幕付きの素材を選ぶ

もう一つ、素材選びで欠かせないのが字幕です。

興味のあるインタビューや動画は、教材のようにゆっくり丁寧に話してくれるとは限りません。字幕がなければ、細かな言い回しまで正確に把握できず、何を話しているのか曖昧なまま音読することになります。

長文音読は、話している人物になりきれるほど、内容や発音、話し方まで体に入れる練習です。そのため、字幕付きの素材を選ぶことは、興味を持てる素材を選ぶことと同じくらい重要です。

自分の好き+字幕付きの動画を探すは結構大変です。動画の尺にはこだわらずに探しましょう。

 『英語耳』を続けるために工夫したこと

『英語耳』は、実際に声を出して練習する教材です。そのため、内容だけでなく、どこで取り組むかも続けるうえで重要になります。

①声を出せる場所で練習する

発音練習は、カフェや図書館、電車の中ではなかなかできません。自宅で集中できれば問題ありませんが、声を出しにくい環境では、練習できる場所を探す必要があります。

私は、車の中や朝の散歩中に練習していました。周囲を気にせず声を出せるため、発音を何度も繰り返す『英語耳』とは相性がよかったです。

発音練習を続けるには、教材を開ける場所ではなく、周囲を気にせずしっかり声を出せる場所を見つけることが大切です。

『英語耳』に取り組んで感じた効果

『英語耳』に取り組んだからといって、すぐに英語がすべて聞き取れるようになったわけではありません。

それでも、発音を一つずつ学んだことで、それまで何となく聞いていた英語の音を、以前より意識して聞くようになりました。

①英語の音への理解が深まった

『英語耳』を始める前は、英語の発音について深く考えたことがなく、聞こえてくる音をそのまま聞いているだけでした。

子音や母音を一つずつ練習すると、日本語にはない音や、似ているようで異なる音があることに気づきます。口や舌の動かし方も学ぶことで、発音記号と実際の音を結びつけて考えられるようになりました。

英語を聞くときにも、「今の音はどのように発音されているのか」と意識が向くようになり、以前より英語の音を細かく捉えられるようになったと感じています。

②繰り返した英文が記憶に残った

長文音読で何度も繰り返した英文は、学習を終えた後も強く記憶に残りました。

英語学習では、覚えた単語や表現を時間がたつにつれて忘れてしまうことがあります。しかし、Martin Garrixのインタビューで音読した英文は、かなり前に取り組んだものでも今なお覚えています。

内容を理解するだけでなく、話し方やリズムまで何度も再現したことで、英文が音として体に残ったのだと思います。これは、読むだけの学習では得られなかった『英語耳』の大きな効果でした。

繰り返した英文が定着すると、英語ペラペラになった自分を先取りで体験できるような気分を味わえますよ。

『英語耳』のメリット

『英語耳』は、発音の仕組みを目で確認しながら練習できる点が分かりやすい教材です。

①口や舌の動きが図で分かる

本書では、発音するときの口の形だけでなく、舌や喉の位置まで断面図で説明されています。

発音は音声を聞くだけでは、口の中で何が起きているのか分かりにくいものです。図を見ながら確認できることで、どこを意識して発音すればよいのかが具体的に分かりました。

感覚だけに頼らず、正しい形を確認しながら練習できるのは、『英語耳』の大きなメリットです。

②日本語の音と比べながら学べる

『英語耳』では、英語の音だけを説明するのではなく、日本語の発音との違いもあわせて解説されています。

普段使っている日本語の音と比べることで、「なぜ同じように発音しても英語らしく聞こえないのか」が理解しやすくなりました。英語と日本語では、口や舌の使い方が大きく異なることにも気づけます。

日本人がつまずきやすいポイントを、日本語との違いから確認できるのは、『英語耳』の分かりやすいところです。

『英語耳』のデメリット

『英語耳』は、発音を身につけるために何度も声を出して練習する教材です。その分、読むだけの教材よりも負担に感じる部分があります。

①反復練習が単調になりやすい

『英語耳』の基本は、同じ音を何度も繰り返して発音することです。

最初は新鮮に感じても、続けていると口が疲れますし、練習内容にも変化が少ないため、どうしても単調に感じてきます。

発音練習は、野球の素振りに近いと思います。地味な反復ですが、頭で理解しただけでは身につかず、何度も繰り返して体に覚えさせる必要があります。

この反復を最後まで続けられるかどうかが、『英語耳』で最も大変なところです。

②声を出せる場所が必要

『英語耳』は、実際に声を出して練習する教材です。そのため、カフェや図書館、電車の中では取り組みにくく、勉強できる場所が限られます。

発音は、小さな声で口だけ動かすよりも、周囲を気にせずしっかり声に出した方が練習しやすいです。しかし、自宅で集中できない人にとっては、その環境を見つけること自体が難しいかもしれません。

発声練習できる場所を確保する必要があるのは、『英語耳』のデメリットだと思います。

『英語耳』が向いている人・向いていない人

『英語耳』は、発音を基礎から学びたい人に向いている教材です。一方で、声を出す反復練習が中心になるため、学習スタイルによっては続けにくい場合もあります。

『英語耳』が向いている人

『英語耳』が向いているのは、発音記号や口、舌の動かし方をほとんど学んだことがない人です。

学校英語では単語や文法を中心に勉強してきたものの、英語の音については詳しく学んでこなかった人も多いと思います。そうした人にとっては、英語の音を一つずつ確認し直す良い機会になります。

また、同じ音を何度も繰り返す練習を苦にせず、声を出せる場所を確保できる人にも向いています。

発音だけでなく、単語・文法・音読を含めた英語学習全体の進め方を知りたい方は、『英語上達完全マップ』を紹介した記事も参考にしてください。

English imrove map 01
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『英語耳』が向いていない人

反対に、単調な反復練習が苦手な人には向いていません。

『英語耳』は、説明を読んで理解するだけではなく、実際に何度も発音することで身につけていく教材です。声を出す時間や場所を確保できない場合も、十分に活用するのは難しくなります。

また、単語や文法、長文読解まで一冊で幅広く学べる教材を探している人にも合いません。『英語耳』は、あくまで発音とリスニングの土台を作るための教材です。

まとめ

『英語耳』は、発音を基礎から学び直したい人におすすめできる教材です。

子音や母音を一つずつ練習することで、これまで何となく聞いていた英語の音を、以前より細かく意識できるようになりました。長文音読まで取り組むと、発音だけでなく、英語のリズムや話し方まで体に入ってくる感覚があります。

特に長文音読は、興味を持てる字幕付きの素材を選び、何度も繰り返すことで『英語耳』の良さを強く実感できました。

発音をきちんと勉強したことがない方には、ぜひ一度取り組んでみてほしい一冊です。